Dockerのセットアップ
以下は、WSL上にDockerをインストールして使用するための手順です。Docker Desktopの項目が不要の方は読み飛ばしていただいて構いません。
前提条件
- Windows 10 バージョン2004以降、またはWindows 11を使用していること。
- WSL2とUbuntuがセットアップ済みであること。
手順
WSLのUbuntu上で作業を行います。
Docker Engineのインストール
1. 必要なパッケージのインストール
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以下のコマンドを実行して、
curlとapt-transport-httpsをインストールします。Terminal window sudo apt update && sudo apt upgrade -y && sudo apt install curl apt-transport-https -y
2. Docker公式GPG鍵の追加
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以下のコマンドを実行して、Docker公式のGPG鍵を追加します。
Terminal window curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg
3. Docker安定版のレポジトリ追加
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以下のコマンドを実行して、Docker安定版のレポジトリを追加します。
Terminal window echo "deb [arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
4. Docker Engineのインストール
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以下のコマンドを実行して、Docker Engineをインストールします。
Terminal window sudo apt update && sudo apt install docker-ce docker-ce-cli containerd.io -y
5. Dockerデーモンの起動
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以下のコマンドを実行して、Dockerデーモンを起動します。
Terminal window sudo service docker start
Docker Desktopのインストール
1. Docker Desktopのダウンロード
- Docker公式サイトにアクセスします。
- “Download for Windows” ボタンをクリックして、インストーラをダウンロードします。
2. Docker Desktopのインストール
- ダウンロードしたインストーラ (Docker Desktop Installer.exe) を実行します。
- インストーラの指示に従ってインストールを進めます。
- インストールが完了したら、Docker Desktopを起動します。
3. WSL2のインテグレーションを有効化
- Docker Desktopの設定 (歯車アイコン) を開きます。
- 「Resources」→「WSL Integration」を選択します。
- 「Enable integration with my default WSL distro」をオンにします。
- 使用するWSLディストリビューション (例:Ubuntu) の横にあるトグルスイッチをオンにします。
- 「Apply & Restart」をクリックして、Docker Desktopを再起動します。
注意点
- WSL2のインテグレーションを有効化する際に、Dockerが既存のコンテナやイメージを自動的に検出して移行します。
- WSL上でDockerを使用する場合、Linuxコンテナのみがサポートされます。Windowsコンテナを使用することはできません。
これで、WSL上でDockerを使用するための環境が整いました。Dockerコマンドを使って、コンテナの管理やアプリケーションの開発を行うことができます。
参考リンク: